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2018年10月1日

*生駒市萩の台 下屋根 壁の土詰め*

こんにちは。
事務員の名手です。
やっと台風も過ぎ、前回よりか奈良県はまだ被害は小さく済みましたが他ではやはりそうもいかず手放しでは喜べないのが心苦しいです・・・。
さて、幼稚園の運動会の話になるのですが年長組の長男はリレーがあります。
登園では年長組のみリレーがあるので盛り上がりもひときわです。
あいにく出産の為に里帰りをなさっている方が長男の組にいる事により、長男のクラスでは初めから一人だけ2回走らなくてはならない事が決まっています。
出走順は子ども達が決めるようなのですが、なんと長男スタートとアンカーになると聞いており夫婦でビックリ!!
長男もやる気満々で先生からもそのお話を聞かせていただいていたので家族でも応援していました。
しかし週末先生から連絡があり長男がアンカーを譲ったと聞かされました。
共にクラスで1~2を競うお友達がどうしてもアンカーが走りたいと言い、二人で5~6回どちらが速いかで決めようと比べてみるも全て同時の結果となり最後にじゃんけんで決めようと先生がおっしゃて下さったのですがお友達が絶対イヤや!!と大泣きをしたらしいのです。
するとその姿を見た長男があれだけ走りたかったアンカーを自ら「僕我慢するからアンカー走っていいよ」と代ってあげたようです。
先生はとても良くして下さる先生で私達夫婦も長男自身も信頼しており、先生自身も納得して決めてもらいたいという思いで「代ってあげたらやっぱり走りたいからアンカーさせて~は無理になるんだよ」「大丈夫?」と聞いても「泣いてて可哀想やから僕大丈夫」と言ったそうです。
先生から話を聞かされながら先生も長男の気持ちを知って下さっていたので心苦しいと言って下さり、私も長男の気持ちを考えると胸が張り裂けそうになって必死で涙を堪え”長男が決めた事なので応援します”と話を終えました。
先生もとても辛かったと思います。
子ども達の気持ちに沿って良くして下さって感謝しかありません。
帰り道長男に「大丈夫?」と聞くと葛藤がありながら大人な対応を頑張っただけにやはり「かわいそうやったら・・・」と言う目の奥は未練がありそうで長男なりに頑張って決めた事なのでいろいろ言うより前向きな事を言ってあげた方がいいと判断しグッと涙を堪え長男を抱きしめ「一緒にクラスが1位とれるようにみんなで頑張ろうな!!」「譲ってあげれてすごかったな!!」と励ましました。
帰って子ども達に経緯を伝えるとやはり「えーーー!!○○がかわいそうやん」「あんなに楽しみにしてたのに・・・」と子ども達も残念そうでしたが「これが○○やねん」「これが、○○の良さやねんから褒めたってな」と納得させました。
帰ってきた主人と話をしていく中で主人も私も”息子らしい決断やったな”と言いながら”いい所でもあり悪い所でもあるな”と思いました。
でもこれ私と一緒なのです(笑)
私も小5のマラソン大会で校門の所で1~2位を競っていてその子が「お願い!!1位とらんなお母さんに怒られるから譲ってほしい。お願い!!」と言われ2位でゴールしました。
担任の先生は見抜いており「何言われたん?」「あのまま余裕で行けてたのになんで譲ったん!!」と怒られ「足が痛くなった」と言うも「○○らしいな」「でもあの子の為にはならへん」「優しいばかりじゃ損する」と言われ、ものすごく考えさせてもらった記憶があります。
後にも先にもあの時の担任の先生は生きてきた中で一番信頼し今でも交流があります。
息子もこの先幾度となく決断の時が訪れますが、長男はきっと優しさ故にチャンスを逃す事も出てくるでしょう。
息子よ、後悔のない決断を出来る大人になって行くんだよぉ~!!
母は全力で応援するぞぉーーー(^^)p
そして今の担任の先生のように、いい先生に出会えた事を誇りに思っておくれ~♡
さて、本日の生駒市萩の台では下屋根の壁の土を詰めています。

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