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2020年3月18日

*天理市萱生町 大屋根 地葺き*

こんばんは。
今日は入院中の父の病状が急変し、”緊急手術を行いたい”との連絡が入り真っ青になって病院へ駆けつけました。
炎症反応を記すCRP数値が急激に上がり白血球の数値は下がり40度の高熱に体が震える腹痛。
どれをとっても恐怖しかない状態でした。
朝一子ども達とお仕事に行きその足で病院へお見舞いに行った時は入院当初からそんな急激に悪くなっている様子はなく「また来るね~」と帰ってから数時間で急激に病状が悪化したとの事でした。
先生から「一刻を争う」とまで告げられたのは初めてで動揺を隠しきれないけれど、父の前では気丈にと必死でした。
一度帰ってからの連絡で、子ども達も不安だろうと「先生がお話出来る時間が作れたみたいだからもう一度病院に行ってもいい?」と聞くと快くOKしてくれる子ども達。
でも一緒に先生のお話を聞いて”まだ泣かせたくない、明日は長女の大事な卒業式”という事もあり、母も一緒に先生の話を聞きたいと言ったけれど子ども達を自宅で見ていてほしいと無理を言い私一人で再び病院へ。
次々に”いよいよ本当に覚悟を決めなくてはいけない”と思わせる言葉が胸に刺さり始めは「はい。はい。」と返事が出来ていた言葉さえもうなずくのが精いっぱいになっていました。
”辛いのは本人。私はしっかりしなくては!!”と心を奮い立たせて病室に戻り父に「今から手術をして町のねじれさえ取ってもらえれば痛みから解放されるって!!」と励まし見送るまでは涙をこらえました。
私が駆けつけ手術前に提出しなくてはいけないたくさんの承諾書を書き終える前に手術の時間が決まり、母達が病院に着く事を待てずに父は手術室へ。
”これで最後になるかもしれない”母も言葉をかけたかっただろうに私が子ども達を見ていてほしいとお願いしたばっかりに母は見送りも出来ず・・・。
申し訳ない事をしてしまった・・・。
「一人で先生からいろいろ言われただろうに、よく頑張ったね。頑張ってお父さん見送ったね。」看護婦さんが頭を撫でてくれた瞬間に、堪えていた涙が止まらなかった。
母と子ども達が到着し私は一度子ども達を自宅に連れて帰り家事をしてると「手術、成功したよ!!お父さん頑張ったよ!!」と電話が入り力がフッと抜けました。
父の元へ駆けつけぬくもりを感じ一先ずは峠は越えました。
よかったーーー!!
長女も笑顔で卒業式に出席できる!!
父、本当によく頑張ったね(T T)
これからはまた術後の合併症・感染・縫合の解けなどなどたくさんの不安要素があります。
何よりも体力と気力が落ちている父は術後が今まで以上に困難と説明がありました。
初めて今回は「お父さんの体がもたないかもしれない」と告げられました。
どうかもう一度退院して子ども達と過ごさせてあげてほしいです。
父の気力に賭けるしかありません。

今になりましたが、本日の天理市萱生町の現場の様子をお届け致しますね。
今日は大屋根の地葺きを行いました。

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