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2017年8月26日

生駒市高山町で壁際からの雨漏り

はい、安達です。 本日、事務員の名手がお休みなので、僕が更新しますねぇ。 先日雨漏り修理してきた現場ですが、築20年のお宅でした。 壁際から雨が漏るのでみて直してほしいとの依頼。施工は20年前に奈良県でも有名な社寺等も扱う立派な瓦屋さんがしたとの事です。 どんな仕事をしているのか、わくわくです。 さぁ、写真で見てみましょう。

はい、これが工事前の状態です。 何も問題ないように見えます、ではめくってみましょう。

あら、めくってびっくり!! 捨て板金に瓦桟木をのせてます、そりゃ、漏りますわねぇ。わかる人はわかりますねぇ、もう少しアップしてみましょう。

 ご丁寧に、下のほうは、瓦のいごごちが悪かったのでしょう。 葺き土まで、置いています。 捨て板金は暴風雨の時、オーバーフローした水を外まで排出する役割があります。 水の通り道に障害物があると、それに伝って雨水が家屋に浸入してきます。 こんな施工なら、捨て板金を入れないほうがましです。

では、手直しです。 出っ張った瓦桟木を切断し、邪魔な葺き土など撤去します。 そして新しい捨て水切り板金の挿入です。

瓦を元に戻して完成です。 最近は暴風雨が多いので、こういった見えない部分がかなり重要になってきています。手の荒い職人さんだったのでしょうねぇ、まぁこれでどんな大雨が降ってきても大丈夫です。 

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