2009年4月アーカイブ
さてここまでくるとあとは簡単! のし瓦を1段づつ丁寧に積み上げていきます。 さぁ完成に近づきました。 だんだんいつもみなさんが見てる屋根らしくなってきたでしょ。
さて、地葺きが完了すると次は、屋根の顔!鬼瓦の取付です。 ここは緊張します、もしミスすると大変な金額ですので・・・念入りに下地調査し、角度を合せて邪魔な部分を削ります。
ほら、きれいに一発で立ちました。やっぱりこの鬼瓦はかっこいいですねぇ、素人のみなさんはどう思います??
あとは瓦を1まいづつ引っ掛けてステンレススクリュー釘にて全枚止めていきます!
地葺き完了です。見えている鬼瓦は京の巻という鬼瓦です。 みなさん「これをつけてくれ!」とは言わないで下さいねぇ。あくまでもこの鬼瓦は社寺用ですので・・・ さぁ、完成まじかです。 完成をお楽しみにぃー。
瓦を引っ掛ける為の横桟木打ち、縦桟木打ち工事です。 ここまでくるとほっとしますねぇ。
軒先唐草の取付です。 だんだん出来上がってくると楽しくなってくます。 瓦の撤去工事はつらいですけどねぇ。
軒先も真っ直ぐになったでしょう!大工さんにはかなり苦労してもらいました。 軒の高さも私たちの指示通りに作ってくれたので完璧です。
特注ルーフィング工事です。 樹脂系のルーフィングですので非常に破れ難くすぐれものです。 さぁ下地完了です。
軒の高さなどを大工さんと綿密に打合せし、相談しながら決めます。 特に軒の通りも悪かったので、広子舞をまっすぐ通してもらうことにしてもらいました。 いろいろ注文出して大工さんすいませんでした。 でもここで手を抜くと後で取り返しのつかない事になるので、手はぬけません!
見て下さい!きれいに仕上がったでしょう!! さてここからが、私たちの出番です、これからの活躍をお楽しみにぃーー
やっとの思いで瓦、土を撤去しました。見てください、きれいな野地板でしょう??さすがは日本建築です。
垂木も綺麗そのものです。 さぁここから大工さんと私たちの打合せが多くなります。 楽しいひとときですねぇ。
さて瓦の撤去工事開始です。 こうゆう屋根は頂上に行けば行くほど勾配がきつくなるので要注意です。 これだけ年数が経っているにもかかわらず、野地は意外としっかりしていました。 昔の職人の方々には感服です、現在の新築の屋根なんて、10年もするとボロボロになってる家もあります。 今の屋根材の選定、工法はまだまだ勉強ですねぇ・・・
さて、今回からこの神社の葺き替え工事編です。 場所は上牧町下牧で山の中にある古い神社です。 ちょっとしたきっかけで私の会社がこの工事をすることとなりました。 工事は拝殿屋根、塀瓦屋根、水汲み場の葺き替え工事です。 現在ほとんど終りましたが、いやぁ、社寺関係はやはり手間がかかります。しかしおもしろみもあるというもの! 仕上がりをみなさん楽しみにして下さいねぇ。