2014年5月アーカイブ
掛瓦も無事に付き次は本命の鬼瓦の施工です。 写真で見るとあまり大きく見えませんが、かなり大きいものなんですよ。 屋根の勾配に沿って木枠を作り、その勾配に鬼瓦を合わせていきます。
この工程をさぼると屋根上で大変になります。 あくまでも慎重に、慎重に。。 さて屋根上に上げるとこんな感じでぴったりです!! 下から見るとこんな感じです、小さく見えますねぇ。 聞いた話ですが、鬼が立った瞬間に下では何人かの人が拝んでいたらしいです。 やぱり屋根の鬼瓦は聖域ですね。 鬼が立つと後はのし瓦による棟施工です。 民家とは少し違い、すかしながらのし瓦を積んでいきます。 大石君頑張ってます。 1列積み終わると必ず水平チェックです。 まぁ手間がかかりますが出来上がりが楽しみです。 大石君も教えてもらい勉強しながらこの現場でかなりレベルアップした事でしょう。 しかし応援に駆けつけてくれたお二人は慣れています、どんどんどんどん進めてくれます。 終わりに近づき少し寂しくもなってきたようですが・・・本当に感謝、感謝です。 今後とも安達瓦店を応援お願い致します。
今、ようやく本堂の屋根が完成しました。 いやぁ、長かったですが、いいものできあがりました。 順にアップしますねぇ。とりあえず前回の続きから・・・
横桟、縦桟打つとあとは無の境地になって地瓦を並べます、ここはいろいろ考えてはいけません。また先を見てもいけません憂鬱になりますので。 とにかく黙々とやるのがコツですねぇ。 なんせ3000枚を越える地瓦を並べるわけですから、いろいろ考えると疲れるのです。
さて地葺きが完了すると次は掛瓦の取り付けです。
ここからが大変です。なんせ取付けには手間がかかります。 気を抜かず一心不乱に取り付けてもらいました。 みんなサンダーの粉で真っ白です。でも出来上がってくるとどんどんいいものができてきます。
そして次はメインイベント!! 鬼瓦の取付けです。 はいこのお寺で使用する鬼瓦の一部です。
京の巻という鬼瓦を使用します。これだけで、みなさんびっくりする値段がします。 さていくらでしょう?? みなさんメールで送って下さい!!上下¥1万円のニアピン賞がでたら安達瓦店特製タオル10枚セットをプレゼントします!!みなさんどしどし応募して下さいねぇー。
さて前回の続きでお寺のご報告です。 これ施工前なんです。良く覚えておいて下さいねぇ。
かなり瓦が劣化しどうしようもない状態でした。 はい、瓦をめくって野地修正し、ルーフィング(防水紙)の工事です。 簡単に書きましたがここまでの作業に1ヶ月近くかかってます。
次に横桟木打ちです。
次に縦桟木打ちです。 ここまでくるとちょっと一安心です。
あとは瓦を並べていきます。 大石君頑張ってます。
名手君も頑張ってます。
あとこのお寺の為に応援に来て下さったお二人がいます。親身なって安達瓦店を支えて頂き本当にありがとうございます。 さてまだまだ続くお寺!! いつになったら終わりを告げるのでしょうか?? でもたまにはこうゆう仕事もいいですねぇ。 また報告します。