安達瓦: 2015年4月アーカイブ
はい、雨漏り修理の依頼が入りました。 これが現状です。
なにもないように見えますが、拡大しますとほら穴があいているでしょう!
これが雨漏れの原因です。 銅板は最近の酸性雨で穴が開いてきます。 自分の家にこのような谷と呼ばれる部分があれば、一度専門家に見てもらって下さいね。 さて、修理ですがまず、谷周辺瓦をめくります。
土の色が湿っていますねぇ、これはダメな状態です。谷下に漆喰が塗ってありました。これが原因です。素人の左官屋さんはこの部分を漆喰で詰めたがりますが、これは絶対にしてはいけません。 必ず中の土はこのようになりますので注意して下さい。 つぎの工程は、谷周辺瓦の一時撤去ときれいに掃除です。
次に新しく防水ルーフィングを張ります。 これで結露にも対応できます。
次にカラーステンレスの谷板の新規挿入です。 写真を良く見て下さい、両サイドにクッションが付いているでしょう?これが、水返し防止クッションです。 これで土が濡れる事はありません。
あとは、谷周辺瓦の復旧工事です。 どうです!きれいになった」でしょう!!
これで、谷部分に関しては完全に直りました、雨漏れは二度と起こりません、安心できますね。